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肩こり・腰痛について
デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢をくり返している20~40代の方や、筋力が低下していく50代以降の方の多くが、肩こり・腰痛に悩まされています。
筋肉を動かしていなければ、血行が滞り、筋肉の伸縮性が低下していきます。それによって疲労物質などの老廃物が溜まってしまうため、疼痛につながるのです。
肩こり・腰痛の症状
- 肩や腰が痛む
- 肩がずっしりと重たい感じがする
- 肩の筋肉が固まっている
- 腰痛が強まったり軽まったりする
- 腰の筋肉が張っている
- 首のつけ根から肩や背中まで張っている感じがする
- 凝っていると感じる
肩こり・腰痛の種類や原因
生活習慣や加齢からくるもの
長時間パソコンやスマートフォンを使用している、一日中ゲームをしているなど、同じ姿勢をとり続けることは、身体にとって非常に大きな負担です。とくに猫背など姿勢が悪い方は、頭痛・めまい・吐き気にもつながるため、気をつけなければなりません。
頭は5~6kgもの重さがあります。首の骨は頭を支え、上下左右など複雑な動きにも対応しています。また、腰は積み木のように積み上がった5つの骨で全身を支えています。
そのため、首や腰には常に大きな負担がかかっているのです。
さらに、年齢を重ねると首の筋肉が弱くなります。運動不足で首や腰を動かさない生活を続けていると、肩こりや腰痛につながります。
急な頚部痛、腰痛のとき
急な後頚部痛や後頭部痛の場合、椎骨動脈解離を起こしている可能性があります。
頭の中の動脈血管がひび割れしている状態で、椎骨動脈解離の悪化は、くも膜下出血や脳梗塞を引き起こします。多くの場合、MRIで診断がつきます。
また、急な腰痛は腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。激しい痛みではありますが、安静と鎮痛薬の使用で落ち着くことが多いです。これも腰椎MRIで診断をつけることができます。
肩こり・腰痛の治療
生活習慣の改善や鎮痛剤を中心に治療をおこないます。また、椎骨動脈解離の場合は安静にすることや血圧管理が重要です。腰椎椎間板ヘルニアの場合、症状や進行具合によっては手術が必要です。