その他の脳神経内科・
神経内科の疾患

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パーキンソン病

パーキンソン病とは、脳の特定の場所がゆっくり変性していく病気です。運動機能に異常を自覚するほか、抑うつ、便秘、レム睡眠行動障害、認知能力の低下など伴うことがあります。
主な症状は次の通りです。

  • 手足が小刻みに震える
  • 筋肉が緊張してこわばる
  • 自分の意思で身体を動かすのが遅くなる
  • バランスを維持できず姿勢が不安定になる
  • 声が小さくなる

など

重症筋無力症

重症筋無力症とは、末梢神経と筋肉の接ぎ目で、筋肉側の受容体が自己抗体によって破壊される自己免疫疾患のことです。血液検査では抗アセチルコリンレセプター抗体の高値を認めます。重症化すると、呼吸筋が麻痺し、呼吸困難になってしまうことがあります。
主な症状は次の通りです。

  • 全身の筋力が低下する
  • まぶたが下がって見えにくくなる
  • ものが2つに見える
  • うまく食べものを飲み込めなくなる

など

多発性硬化症

多発性硬化症では、脳、視神経、脊髄の髄鞘(ずいしょう)(神経線維を覆っている組織)とその下の神経線維が、まだら状に損傷または破壊されて起こります。自己免疫反応が関与していると考えられています。ある程度MRIでスクリーニングできます。
主な症状は次の通りです。

  • 腕、脚、体幹、顔面のピリピリ感、しびれ、痛み、灼熱感、かゆみ
  • 片脚または片手の脱力、または器用な動きができなくなる。
  • ペットボトルのフタが開けづらい
  • つまずきやすい
  • 目が見えにくい

など

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